活動報告

SRI 訓練報告

2007年10月10日

GEJ の活動の柱の一つは、農業訓練です。今回は、この農業訓練のうち、第1番目に行われたSRI 訓練について報告いたします。

SRI 訓練報告

SRI とは、System of Rice Intensification の略称で、米の生産量を飛躍的に増大させる方法として、マダガスカルで生まれた技術です。
現地 NGO である CEDAC (Centre d'Etude et de Developpement Agricole Cambodgien) は、この SRI を中心に農業訓練をおこなっています。
GEJ は、この CEDAC より専門家を招聘して、スラッパン村での農業訓練を開始いたしました。農業訓練においては、5つの方法について CEDAC の専門家が指導します。 第1番目の訓練は、この SRI を取り入れた「効率的な稲作の技術」で、2007年5月2日から4日にわたって行われました。  

この訓練では、田植え時の苗の数を減らしたり、化学肥料の使用を徐々に少なくして代わりに有機肥料や堆肥を使う、といった方法を伝授します。
実は、SRI は13ステップもあるかなり大変なもの。もともとカンボジアの人々は、稲作にはあまり手をかける習慣を持ちません。 それゆえ、CEDAC は、まず取り入れられるステップから始めるように勧め、少しずつでも改善できることを目指しています。 今回は、堆肥の作り方や、田植え時の苗の植え方 (通常カンボジアの人は、苗をごっそりつかんで田植えをしたり、直播をする、という方法を行っています。) 等々訓練してもらいました。

初めての訓練ということで、多くの村の人が参加してくれました。写真は、SRI を含めた方法を教えるビデオを使った座学の様子です。 住民は字が読めない人も多いため、座学といっても、絵や画像も多用されます。