さあ、頑張って育てるぞ! 養鶏訓練
2017年01月23日
本年1月6日の活動報告で、オータコン村とプラホップ村の農民約40人が豊かな大地(GEJ)とバッタンバン州農業局(PDA)が実施している養鶏訓練の一環で修学小旅行を実施したと報告しましたが、1月20日に両村の訓練受講者に訓練皆勤のご褒美としてヒナ鳥を配布しました。 此れまで、座学や実地訓練で良い鶏舎や餌の作り方、ワクチン投与の方法等の指導をしてきましたが、その訓練も終わり、今回はオータコン村では31農家に夫々若鳥各3羽、プラホップ村では46農家に夫々10羽の“ヒナ鳥”を支給したものです。 若鳥は、成鳥寸前ですが、学んだ事を実践すると更に大きく育つと共に沢山の卵が得られます。
鶏やその卵は、農家の貴重なタンパク源であり、上手に育てると市場へ出すことも可能となり、一つの収入源となります。 元気に育って、早く数が増えると良いですね。
オータコン村のハイムさんは、此れまで3年間に渡り、稲作訓練、きのこ栽培訓練そして今回の養鶏訓練にも参加しました。以前は、鶏を病死させたりしましたが、養鶏訓練を受けてからは、鶏の成育歩留まりも良くなり、この数カ月で、50羽を約280ドルで販売したとのことでした。
GEJは、養鶏訓練を含む農業訓練を通じて、カンボジアの地雷除去後の土地に住む農民達の自立支援を行っていますが、この両村の養鶏訓練が終わった事により、平成28年度の農業訓練計画の全てを無事終了しました。
1.プラホップ村
此れまでを振り返り、反省もしました ヒナ鳥の配布式です
配布したヒナ鳥です
2.オータコン村
纏めの集会です 若鳥の配布中です
ハイムさんです
