
地雷処理従事者用農業団地に小学校と幹線農道が完成しました
2015年12月25日
12月22日、カンボジア バッタンバン州のクロックロ−地区で、バッタンバン州チャン・ソファール知事、CMAC(カンボジア地雷対策センター)のラッタナ長官、株式会社日建の雨宮社長、GEJの岡島事務局長列席の元、居住予定者、地域住民や子供たちが多数参加して教員宿舎付き小学校と幹線農道の引き渡し式典が催されました。
地雷処理が済んだ18万平方メートル(東京ドームの約4倍)の土地に地雷処理関連従事者(約1300所帯)が自立できるように開発した農地付き団地への移住予定者の皆さんからの強い要望で、この小学校と幹線農道をGEJがCMACの協力を得て建設しました。
教員宿舎付小学校建設費用は多くの地雷処理機械をカンボジアに納入し社会貢献活動を行っている株式会社日建殿によるGEJへのご寄付によるものです。
12万平方メートルの農地の中央を横断する4Kmの幹線農道は居住者の農作業、生産物の輸送にかかせない道路でGEJ道路と命名されます。
また、本引き渡し式典には(公財)山梨県国際交流協会のスタディツアーの方々も参加し現地の方々と交流を深めて頂きました。
カンボジアには、まだまだ沢山の地雷埋設地域が有り、GEJのカウンターパートナーでもあるCMACとの継続的な連携により地雷処理後の土地に住む住民支援の輪を広げてゆく所存ですので引き続き”豊かな大地”へのご支援をお願いいたします。
小学校校門でのテープカット 式典に合わせて張られたバナー

完成した小学校校舎 校舎に貼られた完成記念銘板

僧侶によるお祓い 株式会社日建 雨宮社長のご挨拶

GEJ事務局長の挨拶 新校舎の前で生徒たちと
工事中(ラテライト敷設前) 工事中(カルバート=導水管)
工事完了(ラテライト敷設後)
