活動報告

初狩小学校・児童会のみなさまよりご寄付をいただきました。

2008年03月18日

山梨県大月市にある初狩小学校児童会のみなさんが、空き缶を集めて換金した分をGEJに寄付してくださいました。

空き缶収集で国際貢献

初狩小学校児童会のみなさんは「地雷に関係する問題に役立てたい」と昨年4月から空き缶を集める運動を行ってきました。
地域の方々もとても積極的に協力してくれたおかげで、8か月で集めた空き缶の量はなんと270kg!! 初狩小学校の生徒数は108人、すごい量です。この空き缶を換金した分を豊かな大地に寄付していただきました。

学校訪問

2008年3月5日に、初狩小学校を訪問し、5年生・6年生の生徒さんたちに、地雷の問題や被害状況、そして地雷除去だけでは十分に住民が自立した生活を成り立たすことはできない、ということを説明しました。 また、GEJの活動内容をお伝えすることによって、具体的に会費や寄付がどのように現地で活用されているのかを理解していただきました。
初狩小学校のみなさんはとても積極的に質問してくれ、お話後もさらに集まって多くの質問をいただきました。

カンボジアの子どもたちに贈ります。

現在GEJはスラッパンコミュティの小学校を建設中です。初狩小学校児童会のみなさんよりいただきましたご寄附で、小学校完成後、スラッパンの子どもたちの学習に役立つものを購入する予定です。
写真は授業時間終了後も熱心に質問をしてくださる生徒さん(上)、そして換金した分を寄贈していただいている様子(下:左が児童会長の天野かなさん)です。

さらに、初狩小学校5年生、6年生の皆様より感想文をいただきました。たくさんのお礼や励ましとともに、いろいろな感想をいただきました。ほんの少しだけですが紹介します。

「学校がやねとゆかだけにびっくりしました。あんなかんきょうじゃ、ぼくはまともに勉強できないと思います。」

「地雷のことやカンボジアのことについて知って、戦争が終わっても苦しむ人がいると思いました。そんな人たちのために学校でやっているアルミカン集めのようにボランティアを積極的にやっていくことが大切だとわかりました。」

「ぼく達の学校が集めたアルミカンの金でむこうの人達に役だってくれるとうれしいです。」

「これからもカンボジアの人にえがおをとどけていってください。」

ここには書ききれない、すばらしい感想をいただきました。初狩小学校児童会、先生方そして地域の方々、本当にありがとうございました。