活動報告

農業訓練の進展状況【きのこの栽培】

2008年12月05日

ご報告が遅くなりましたが、農業訓練の進展状況です。

きのこ栽培

カンボジアの人々の主食はお米ですが、当然お米だけ食べているわけではありません。

豊かな大地では、野菜や魚・肉などへの支出を抑え、将来的にはこれらの余剰を売ることができるよう 農業訓練に、「効率的な稲作技術」の他、いくつのプログラムを実施しています。
2008年8月、今年度農業訓練を開始した3村にて「きのこの栽培」を訓練しました。
その様子をご報告します。

まずはじめに、座学を行います。

それから実践演習です。
おがくずに石灰と水を混ぜます。

これを袋にぎゅうぎゅうづめにします。

ドラム缶に水を入れ、これを蒸します。

その後冷まします。

最後にもみ殻に菌をまぶしたものを少量この袋に入れます。

これを使って、どのように栽培していくのかを再度座学で教えます。

参加者は熱心にメモをとります。

約1か月から1か月半後、きのこが徐々に生えてきます。

きのこは育成力が高く、栽培後自給だけでなく、収穫したきのこを売っている人もいます。
家庭できのこを栽培する女性も、笑顔で誇らしげに見せてくれました。